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徳島県の採用補助金の申請期限は11月30日です。(「間に合う期限」は別にあり)

徳島県が2026年6月から、県内の中小企業向けに「企業等採用活動支援事業補助金」を始めました。採用戦略づくりと、採用サイトなどの制作費が、それぞれ最大50万円まで補助される制度です。

申請の受付は2026年11月30日までです。まだ先だと思われるかもしれませんが、実際には9月から10月ごろが動き出しのリミットになる可能性があります。

その理由をご説明します。あわせて自社が対象になるかを1分で確認できるチェックツールを公開しましたので、よろしければお使いくださいませ。


この補助金の要点

対象になるのは、徳島県内に事業所があり、常時雇用の従業員が1人以上いて、今後2年間に新卒等の正社員を採用する計画がある中小企業です。ただし、過去2年間の採用で計画人数に届かなかった年があることが条件になっています。

補助されるのは、次の2つです。

区分内容上限
(1) 採用コンサルティング求める人物像の分析、自社の強みの抽出、採用計画の立案など50万円
(2) 採用情報発信媒体の制作・改修採用サイトの制作、SNSや動画のコンテンツ制作、採用パンフレットの制作など50万円

いずれも補助率は2分の1です。

なぜ「11月30日」がリミットではないのか

この補助金には、交付決定を受ける前に契約・着手した事業は補助の対象外というルールがあります(Q&A Q11)。

つまり、申請書を出してすぐに制作を始められるわけではありません。県の審査を経て「交付決定通知書」が届いてから、はじめて発注や契約ができます。

さらに、事業を完了して実績報告を出す期限が2027年3月1日です。ここから逆算すると、こうなります。

  1. 申請(交付申請書・事業計画書・納税証明書などを提出)
  2. 審査・交付決定(ここで一定の期間がかかります)
  3. 契約・発注
  4. 制作(取材、撮影、原稿作成、公開まで)
  5. 完了・実績報告(2027年3月1日まで)

採用サイトの制作には、後述する理由で社員インタビューや職場の撮影が事実上必須になります。日程調整や原稿確認を含めると、3か月程度は見ておきたいところです。

そこに審査期間が加わります。仮に交付決定まで1か月かかるとすると、11月に申請した場合、制作の完了が3月にずれ込み、報告期限に間に合わない可能性があります

なお、審査から交付決定までの実際の期間は要綱に明記されていません。ここは事務局へのご確認をおすすめします。ただ、期限ぎりぎりに動くと選択肢がなくなるという構造そのものは変わりません。

見落としやすい点

補助の計算は、消費税を除いた金額で行われます(交付要綱 第6条4項。免税事業者・簡易課税事業者は除きます)。

たとえば税込100万円の見積で制作を依頼した場合、補助の対象になるのは税抜の約90万9千円。補助額はその半分の約45万4千円で、上限の50万円には届きません。

上限いっぱいの50万円を受け取るには、税抜100万円(税込110万円)以上の経費が必要になります。ここを知らずに予算を組むと、5万円近くを取りこぼすことになります。

また、補助金は事業が完了して報告した後に支払われます。いったん全額をお支払いいただき、後から補助分が戻ってくるという流れになる点も、資金繰りの計画に入れておいてください。

「募集要項を載せただけ」のページは対象になりません

区分(2)で制作する媒体には、次の3つの要素をすべて含める必要があります(交付要綱 別表)。

  • A:理念・未来像の魅力 — 代表者メッセージ、ミッション・ビジョン、求める人物像など
  • B:仕事・成長の魅力 — 業務内容の詳細、入社後のキャリアパス、研修や福利厚生など
  • C:人・組織の魅力 — 社員インタビュー、若手社員の1日の流れ、職場風景の写真や動画など

Q&AのQ10でも、募集要項と応募フォームだけでは要件を満たさないと明記されています。

つまりこの補助金は、求人情報を並べたページではなく、自社で働くイメージが伝わる媒体を作ることを求めています。とくにCの要素は、実際に社員に取材して、職場を撮影しないと作れません。制作期間に余裕が必要なのは、このためです。

なお、採用パンフレットなどの紙媒体も同じ区分で申請できます(Q&A Q7)。デジタルと紙をあわせて計画することも可能です。

一方で、求人サイトへの掲載料、広告費、合同説明会の出展料、SNSの運用代行費用などは対象外です。この補助金が目的にしているのは、一過性の募集活動ではなく、継続的に使える自社の発信力だからです。

対象になるか、1分で確認できます

要件は全部で6つあり、文章で読むと少し複雑です。そこで、質問に答えるだけで確認できるツールを作りました。

徳島県の採用補助金 かんたん要件チェック

  • 6つの質問に答えるだけ(1分程度)
  • メールアドレスの入力や送信は不要です
  • 補助額のシミュレーション(消費税の扱いにも対応)
  • 申請時期から逆算して、間に合うかどうかを確認できます

「あと1つの条件を満たせば対象になる」というケースもあります。たとえば「ジョブナビとくしま」への企業登録は、まだであれば今から登録すれば要件を満たせます。ご自身の状況を確認する材料としてお使いください。

徳島県の採用補助金 かんたん要件チェックはこちら↓

さいごに

採用サイトは、作って終わりではありません。公開したあと、どのページが見られて、どこで離脱しているのかを見ながら直していく。その積み重ねで、応募が増えていきます。

カワセミデザイン舎では、採用戦略の整理から、取材・撮影・サイト制作、公開後の効果測定までを一貫してお手伝いしています。補助金の対象になるかどうかも含めて、お気軽にご相談ください。

ご相談・お問い合わせはこちら


制度の詳細・お問い合わせ先

本記事はカワセミデザイン舎が、公開されている交付要綱・募集要項・Q&Aをもとに整理したものです。申請の可否を保証するものではありません。県税の未納がないこと、「みなし大企業」に該当しないことなど、本記事で触れていない要件もあります。

申請受付は2026年11月30日まで。ただし予算に達し次第、受付が終了する場合があります。


徳島県の採用補助金 かんたん要件チェックはこちら↓

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