ホームページ運用を
失敗しないために。
抑えておきたいポイントを説明します!
予算をかけたキレイなホームページなのに…
見てもらえない
ホームページの存在があまり知られてなく、そもそも訪問者数が少ない。
いまいち反応が弱い
お問い合わせなども少なく、ホームページを作ったメリットが感じられない。
商品が売れない
ホームページ上で商品の魅力を表現しているけど、なかなか買ってもらえない。
なんでうまくいかないんだろう…
こんな原因が考えられます。
原因1 ホームページを公開した時点で満足してしまう
多くの方がやってしまうのは、ホームページができたことで安心してしまい、その後の見直しや修正をせず放置してしまうことです。「とりあえずホームページを作らないと」「検索してくれるから大丈夫」と、ホームページを作ることが目的化してしまうと、うまく機能せずそれで終わってしまいます。SNSも投稿が止まっていませんか?
POINT まずホームページを作る本来の目的や運用方法、訪問者さんの流入経路などをしっかり検討しましょう。
原因2 見た目にこだわりすぎる
「デザインがキレイだから見てもらえるはず」と考える方も多いですが、デザインだけではそれほど集客力はありません。もちろん見た目を美しくすることが悪いのではなく、むしろこだわっていただきたいのですが、それはブランディングのお話です。デザイン自体にSEO(検索対策)の効果は無いので、ほとんどの方はホームページに気づかず素通りしてしまいます。
POINT デザインだけでなく、掲載する内容の質と量にも気を配りましょう。
原因3 訪問者目線のデザインになっていない
「せっかく作るんだから良いものを」と、気合を入れて非常に長い動画を掲載したり、派手なアニメーション演出を多用したり、装飾が邪魔でボタンや文字が見えにくかったりするパターンもよく見られます。これではせっかく訪問してもらっても、うんざりして途中で離脱したり、再訪問するのをためらったりで継続的なアクセスに繋がりません。
POINT 良いデザインは「キレイなデザイン」ではありません。訪問者さんが使いやすく飽きないデザインにしましょう。
原因4 訪問者さんに有益な情報が無い
訪問者さんがホームページを見る理由はなんでしょう?「商品やサービスに興味がある」「会社や店舗に興味がある」のはもちろんですが、その延長には「その商品やサービスは、自分にとって有益か?」という意図があります。商品・サービスや会社・店舗の魅力を訴えるだけでは、訪問者さんには伝わりません。
POINT この商品・サービスを購入するとどのようなメリットが得られるか明記しましょう。
原因5 誰に訪れてほしいのかはっきりしていない
どのようなお客さまにホームページを訪問してほしいのか、ターゲットが決まっていないとぼんやりとした内容になりがちです。例えば若い女性と中年男性では嗜好が全く異なるので、同じ内容やデザインでは伝わらないでしょう。新しいお客さんを開拓するのか、既存のお客さんを大事にするのかでも変わってきます。
POINT リアルな訪問者さん(ペルソナ)を想定して、訪問者さんに合わせた訴求をしましょう。
原因6 訪問者さんに何をしてほしいか明確でない
「商品を購入してほしい」「サービスの問い合わせをしてほしい」「無料体験を申し込んでほしい」「サロンを予約してほしい」「会社のことを知ってほしい」「お店のファンになってほしい」など、目標がはっきりしていないと一方的に想いを伝えるだけのホームページになりやすく、殆どのお客さんは訪れただけで終わってしまいます。
POINT 訪問者さんに次の行動を促すような動線を張りましょう。
原因7 情報を発信できていない
ネットだから世界中にアピールできると思われがちですが、実際は星の数ほどあるホームページの中から見つけてもらう必要があるのです。そのためには他社と差別化できるような情報(コンテンツ)をホームページに掲載するのはもちろんですが、それをさらにブログやSNSで継続的に発信していかないとなかなか認知してもらえません。
POINT ブログやSNSなどで定期的に情報発信しましょう。リアルな読者を想定して書くと効果的です。
原因8 結果がすぐ現れると思っていた
非常に多くの方にご相談されるのが「検索結果に出てこない」ですが、Googleのシステム上すぐに検索できるようにはなりません。「SEO(検索対策)で検索されやすくなるんでしょ?」とも言われますが、巷でよく見かける裏技的なSEOに効果はありません。SEOを過信せず地道にコツコツ発信していくことをGoogleは推奨しています。ただし、発信を続けても結果が出るまで半年〜1年はかかります。
POINT 時間はかかりますが定着すれば集客効果は持続します。短期で結果を出すならネット広告です。
原因9 見直しや更新が滞っている
ホームページが他の販促・広報媒体と異なる点の1つは「いつでも内容を変更できる」ということですが、この利点はしばしば見逃されています。文言の見直しはもちろん、掲載順序や配色変更、お問い合わせボタンの位置…など、デザイン面の手直しも後からできます。反応が弱いと思ったら臨機応変に対応しましょう。見直しすることを前提に、
POINT WordPressなどCMS(コンテンツ管理システム)を利用すると、自分でも修正が可能です。
原因10 データを分析できてていない
ホームページが他の販促・広報媒体と異なる点のもう1つは「訪問者数や購買率などのデータをリアルタイムで分析できる」ということです。訪問者数が少なければ集客のための発信ができていないと思われますし、購買率が低ければカートボタンに問題があるのかもと考えられます。つまり、ホームページ自体がマーケティングツール(DX)と言えるのです。
POINT 分析はウェブ解析士やマーケティングの専門家を依頼しましょう。
毎日どのくらいの方が自社ホームページを訪れているか、把握できていますか?
分析して、原因をしっかり追求しましょう。
失敗を防ぐためにはどうすれば?
「なんのためにホームページを作るのか?」「どのような方に訪問してほしいか?」といった目標を明確にすること。
コンセプトや商品の魅力を語る事に熱くなりすぎないよう注意して、訪問者さんのメリットを訴えること。
テクニックを重視せず、継続的にブログやSNSで発信していくこと。短期で結果を出すなら広告で。
更新することを前提に、反応が弱いと思ったら原因を分析して改善し、上手くいくまで繰り返すこと。
100%を目指さない。60〜70%くらいで公開し、更新や発信など運用に余力を回す。
ホームページは公開がゴールではなく、
公開してからが本当のスタートです。
ホームページは改良を重ね発信を続けることで真価を発揮し、
しっかり運用すれば人間の代わりに24時間365日営業してくれるでしょう。
このような仕組みで業務改善することが「DX」なんです。
ホームページのお悩みは
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目標達成を目指して、運用を見据えたホームページをご提案します。
チラシ・パンフレット・ブランディングなどのご相談も承っております。